【緩やかなオムツ外し】トイトレの時期、進め方は?

子育て

下の子が2才のため、絶賛トイトレ中ということで、今回はトイトレのやり方、進め方についてまとめました。

オムツ外しっていつから始めればいいの?

トイレトレーニングって難しいの?

トイトレって聞くと、難しいような気がしてしまいますよね。

特に幼稚園入れようと考えている場合に入園までには外さないと焦りますよね。

そんなことがないよう、赤ちゃんのうちから少しずつやれたらいいですよね。

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オムツをするということ

私たちはなぜ赤ちゃんにオムツをしているのでしょうか?

・服や部屋を汚されては困るから

・何回もトイレに行かせていては家事が出来ないから

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大人の生活がしやすいようにオムツをしているのです。

なぜ『トイレトレーニング』をして、オムツを外すのでしょうか?

・いつまでもオムツを替えるのは面倒だから

・紙オムツが高いから

・布オムツは洗濯が大変だから

・幼稚園に入る前に取ってくださいと言われたから

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大人が決めた社会ルールで「この年齢ではトイレで排泄すべき」という基準でオムツを外すのです。

オムツをするのも、外すのも親の勝手

「今オムツをしている」ということは、見方を変えると「オムツの中で排泄をしなさい」と教えている事になってはいませんか?

つまり、一般的に言われている『トイレトレーニング』は今まで「オムツの中で排泄しなさい」と言っていたことを「トイレで排泄しなさい」と教え替えていることになっているのです。

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『トイレトレーニング』とは

オムツではなく、おまるやトイレなど決まった場所で、自分で排泄する時が分かって、自分から決まった場所で排泄できるように、大人が子どもの成長を見ながら援助し、身につけさせていくことです。

これを子どもの側から言うと、『排泄の自立』となります。

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『オムツ外し』を始める時期は?

私たちは「1度オムツに排泄することを教えてから、時期がきたらトイレで排泄することを教える」

そんな風になっていますよね。

しかし、世界を見渡すと実は、最初から、観察しておまるなどを使いながら、オムツ以外の場所で排泄する事を援助して、少しずつオムツを外し、自分で歩けるようになったら自分でトイレなどに行けるように排泄を慣らしていく方法で子育てをしています。

この方法は今『おむつなし育児』として注目されています。

そのため、1才半、2才から始めようではなく、生まれた時から始めましょう!!

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『オムツ外し』と『トイレトレーニング』は別で考えよう!!

育児書や保健師指導などで「トイトレはおしっこの間隔がのびてから」や「お話がしっかりできるようになってから」と書かれたり、言われたりしますよね。

私たちはトイレトレーニングとオムツ外しは同じだと思っているため、この時期まで何もやらなくていいと思ってしまいがちです。

そのため、『オムツ外し』と『トイレトレーニング』を短期間に同時にやらなくてはならなくなってしまうのです。

しかし、本来は『オムツ外し』と『トイレトレーニング』は別物なのです!!

オムツ外し

赤ちゃんは本来尿意や便意を感じたら、泣いて周りに伝えます。そして、自分で腹圧をかけておしっこやうんちをすることができます。尿意や便意という体の反応を伝えて、それに周りが答えてあげることができれば、この泣いて知らせる行動はよく見られます。ところが、オムツに排泄物がたまってから取り替えることを続けていると、泣いて知らせる行動は少なくなっていきます。

そのため、小さい赤ちゃんの頃から、周りの大人がよく観察してオムツ意外の所で排泄する機会を増やしていくと自然にオムツが要らなくなっていきます。

トイレトレーニング

尿意や便意を感じたら、自分でトイレに行って、パンツを脱いで、排泄をし、パンツを履くという一連の流れができるよう、トイレを整えたり、やり方を教えたりする。

こちらは歩けるようになったら、やっていく感じですね。

この2つを同じだと思って、同時にやろうとすると、丁度『いやいや期』と重なって、なかなかうまく進まず、苦戦してしまうのです。

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トイレトレーニングの7つのポイント!!

子供を観察しよう!

おしっこやうんちの前に泣いたり、声を出したり、表情にしたりその子によって違います。

排便の際にもいきむ子もいれば、するっとでる子もいます。

時間がおおよそ決まっている子もいます。

食事の際(授乳、離乳食)や寝起きに排泄することが多いですが、食後なのか少し食べ始めた頃なのかなどその子によって違いがあるため、よく観察し、必ず出るタイミングを見つけられるといいですね。

「気持ち良い」と「気持ち悪い」の違いを子供に知らせる

オムツは汚れたらすぐに取り替え、気持ちの良い排泄を心がけましょう。

オムツが汚れていることに慣れてしまうと、排泄の際に教えてくれなくなってしまうため、長時間汚れたままにしないように気をつけましょう。

一回の成功を待とう!

1回で成功する子もあれば、10回目、20回目でやっとできる子もあります。

まずは繰り返しおまるやトイレに座る事に慣れることから始めましょう!

1回でも出たら、「上手に出来たね」や「気持ち良くなったね」などとほめてあげると良いですね♪

自分から「出る」「出た」などを報告できたことをほめよう

例え、出てしまった後でも「でるよ」と伝えられたことを認めてあげることで、徐々にタイミングをつかんでいけると思います。

また、言葉ではなくサインでも良いため、泣いて知らせる赤ちゃんにも「教ええてくれてありがとう」と声をかけてあげることは、とても大切です!

おむつ以外の所で排泄できる回数が増えたらパンツに変えよう!

タイミングを増やしたり、時間を見計らって誘ったりして、オムツ以外の場所での排泄を増やしていきましょう。

昼の間、殆どおまるやトイレで排尿できるようになったら、パンツにしてみましょう。

一気にお兄さん、お姉さんパンツにしても構いません。

汚れるのが困る家庭ではトレーニングパンツを利用するのも良い方法です。

我が家も始めはトレーニングパンツを利用していました。

トレーニングパンツには3層、4層、6層など種類があり、どれを選んだらいいか迷うと思います。

私が使ってみて、3層では足をつたって床まで濡れてしまうことが多かったですが、6層ならズボンは濡れるが床までつたることはあまりありませんでした。

ただ・・・洗濯の際にやはり6層の方が乾き憎いのが難点でした。

そのため、汚れては困る家庭には6層を洗濯替えのことも考え、多めに用意するのがオススメです。

勿論、出る量が少量の子や洗濯のことを考えて、3層にしてしたい方はそれで大丈夫です。

お漏らしをしても決して怒らない、叱らない

おしっこが溜まった、出そうだということは早くから分かっていますが、いつのタイミングに自分でトイレに行けば良いのか分かるのは、1歳半~3歳です。

遊びに夢中になったり、イヤイヤ期が始まって漏らしてしまったりは当たり前です。

また、漏らして始めて自分はどのぐらい我慢できるのか、どのぐらいになったらトイレに行ったら良いのかも分かっていくのです。

夏に限定しない。子供ひとりひとりに取り時がある。

よく夏にトイトレをするのが良いという記事を目にしますが、子供の体の発達には個人差があります。

そのため、夏に限定せず、子供の感覚や感情が整って来た時を見極めて始めましょう。

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まとめ

今回は一般的なトイレトレーニングとは少し違いますが、おむつなし育児に近い考え方『緩やかなオムツ外し』について、ご紹介しました。

これから出産を控えている方や0才児を育児中の方にはこの『緩やかなオムツ外し』はオススメです!

もう2歳になってしまった方はこの方法では難しいかもしれませんので、2歳以降のトイトレについては次の記事にまとめたいと思います。

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