今回は幼稚園教諭をしていた時の経験から絵本の読み聞かせの効果についてまとめてみました。
子育て中の皆さんの中には

小さい子に絵本の読み聞かせって本当に必要なの?
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読み聞かせが必要なのは分かるけど・・・
共働きでゆっくり読んであげる時間がとれない
と思われている方もいらっしゃるかと思います。
そんな方に是非読んでいただきたいです!!
幼児に絵本の読み聞かせをする効果
感情を豊かにする

絵本を読むことで、子供たちは絵本の登場人物の感情を疑似体験することができます。
そのため、自分が経験したことがないような場面や感情を絵本を通して体験することで、子供たちの感情も豊かになっていくのです。
例えば、『しょうどうじどうしゃ じぷた』という絵本では、はしご車ののっぽくん、高圧謝のばんぶくん、救急車のいちもくさんなど、大きくて立派な働きをするみんなと比べて、小さな消防自動車のじぷたは活躍できずに寂しい思いをしています。
そんなある日、道が狭い山の中で火事がおきました。そこで、出動を命じられたのはじぷた!!
このお話の中では、じぷたと一緒に自分は何も出来なくて悲しいという気持ちや自分にも活躍できる場があったという嬉しい気持ちを味わうことができますよね。
こういった嬉しい、楽しい、悲しい、寂しい、怖いなどの感情を疑似体験できることで、お子さん自身の感情が豊かになったり、友達の気持ちを想像して共感したりすることに繋がっていきます。
想像力が育つ

子供は絵本のストーリーから様々なことを想像していきます。
それを繰り返すことで、想像力や発想力が養われます。
例えば、『そらいろのたね』という絵本では、空色の種から咲いたのはなんと空色の家!!
それだけでも十分想像力が育ちそうですが、このお話では空色の家が大きくなり、動物たちの楽しい遊び場になります。
しかし、それをキツネが独り占めしようししたことで、空色の家は大変ことになってしまうのです!
子供たちが想像できないような出来事が起こることで、脳が刺激されること間違いない!
集中力がUP

どの子も初めから集中して聞いていられるワケではありません。
初めは途中で飽きてしまったり、次々にページをめくってしまったりするかと思います。
しかし、繰り返し読み聞かせをすることで、徐々に最後まで集中して聞くことができるようになっていきます。
因みに、小さい子の場合は次々にページをめくってしまっても、「まだ読み終わっていない」などと叱ってしまうと、絵本を見ることを嫌いになってしまうことがあります。
そのため、お子さんが見たいページを見せてあげたり、途中までしか読めなくても気にせず読めるところまで読んであげたりしていくことで、徐々に読んで貰う楽しさが分かり、途中でめくらずに集中して聞けるようになっていきます。
親子でスキンシップがとれることで幸せ度UP

膝に入れて読み聞かせをしてあげることで、『オキシトシン』というホルモンが分泌されます。
『オキシトシン』が分泌されることで、ストレスが緩和され、幸せな気持ちになれるのです。
因みに、この『オキシトシン』はスキンシップを取った時に分泌させるため、抱きしめてあげたり、手をつないだりしてあげることでも幸せ度はUPします★
オススメの読み聞かせ方
寝る前に1冊だけ読む
寝る前に読み聞かせをすることで、気持ちを落ち着かせ、寝るための気持ちを整えることにも繋がります。
また、段々と睡眠のリズムが整ってくる6ヶ月頃から寝る前に読み聞かせをしてから寝たり、寝かしつけの最中に子守歌を歌ってあげたりなど、寝る時のルーティンを決めて毎日行うことでスムーズに寝てくれるようになるとも言われいます。
そのため、このルーティンを読み聞かせにすることで、読み聞かせの時間の確保とスムーズな寝かしつけの2つかできるなら一石二鳥ですよね☆
しかし、そんな時間もなかなか取れないよという方にオススメなのが次の方法!!
絵本読み聞かせアプリを使う
元幼稚園教諭としてはパパやママが読んであげて欲しいところではありますが、そんなことを言ってもお仕事が大変で、読む時間の確保が難しく、読み聞かせをしてあげたくてもできないというご家庭もあると思います。
そんなご家庭にオススメなのが、絵本読み聞かせアプリみいみです!
このアプリは有名な絵本や童話約100冊をプロのナレーターが読み聞かせてくれます。
勿論、寝かしつけの時だけでなく、夕飯準備中やリモートワーク中に静かにしていて欲しい時など様々な場面で活用することができます★
興味がある方はコチラ⇒ 聴ける!遊べる!絵本読み聞かせアプリみいみ(AppStore)
まとめ
①感情を豊かにする
②想像力が育つ
③集中力がUP
④幸せ度UP
感情表現、想像力、集中力は今後の人生において様々な場面で必要になってくる能力ですよね。
勿論、パパやママの生の声で読んであげることが一番だとは思いますが、共働きで時間がなくて全く読み聞かせしてあげられないというよりは、アプリなどを利用するのも一つの手なのかなと思います。
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