外壁の素材や色といえば、新築で悩むことの1つですよね。
我が家もとても悩みました。
マイホームの打ち合わせ当初は外壁の種類は何があるのかすら分からず、設計士さんや工務店さんに聞いたり、ネットで情報をつかんたりして選んだ結果、我が家はガルバリウムにすることにしました!!
この記事では、外壁の種類や特徴、我が家がガルバリウムに決めた理由も合わせて書いていきます。
外壁の主な種類と特徴
サイディング
一般的にサイディングと呼ばれる物は正式には『窯業系サイディング』という物です。
こちらは文字通り、セメントや繊維質などを高温の釜で熱し、板状に加工した外壁材です。
【メリット】 | 【デメリット】 |
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○初期費用が抑えられる ○耐火性に優れている ○デザインやカラーバリエーションが豊富 ○施工が簡単 | ▲メンテナンス頻度が高い(10年に一度塗装) ▲熱がこもりやすい |
ガルバリウム
今流行のガルバリウムは正式には『金属製サイディング』という物です。
こちらはガルバリウムやアルミニウム合板などの金属系素材を原料とし、板状に加工した外壁材です。
【メリット】 | 【デメリット】 |
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○防水性、耐火性に優れている ○軽量のため、建物に与える負担が少なく、耐震性にも優れている ○メンテナンスコストが低い | ▲雨の音が気になる ▲錆や傷ができる可能性がある ▲夏場は室内が暑くなる ▲欠点を補うと価格が高くなる |
モルタル
モルタルの外壁は左官職人さんの手で仕上げていきます。
築25年ぐらいの建物はモルタルが使われていることが多いですね。
【メリット】 | 【デメリット】 |
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○質感が良く、味わい深い仕上がりになる ○和洋とわず、様々なタイプの建物に合う ○壁表面が暑くなりにくい ○ヒビが入っても自分で補修しやすい | ▲施工に時間がかかる ▲左官職人さんの腕で出来栄えが左右される ▲メンテナンス頻度が高い(10年に一度塗替) ▲ヒビが入りやすい |
塗り壁
珪藻土や漆喰など天然素材で作られた日本の伝統的な外壁材です。
内壁の素材としても人気があります。
【メリット】 | 【デメリット】 |
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○質感が良く、味わい深い仕上がりになる ○調湿作用がある ○自然素材のため、シックハウス症候群や化学物質過敏症などの対策になる ○ヒビやキズを自分で補修しやすい | ▲初期費用が高い ▲施工に時間がかかる ▲左官職人さんの腕で出来栄えが左右される ▲施工時のにおいが気になる人もいる ▲ヒビが入りやすく、キズも消えない |
レンガ
今までご紹介したサイディングや塗り壁は貼ったり、塗ったりする素材でしたが、レンガは積み上げて作られます。
【メリット】 | 【デメリット】 |
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○高級感や重圧感がある ○見た目の劣化が少なく、メンテナンスコストが低い ○耐震性、耐火性、耐熱性に優れている | ▲初期費用が高い ▲リフォームが難しい ▲工期が長くなりやすい ▲対応できる業者が少ない |
我が家がガルバリウムの外壁に決めた理由
一言でガルバリウムと言ってもメーカーや種類にもよって違いがありますので、これからあげていく数値は我が家が選んだメーカーの資料を基にして書いています。
サビと雨音の不安が解消したから
ガルバリウムを検討している中で、不安だったのかサビと雨音の問題でした。
サビに関しては、元々ガルバリウムは金属製サイディングの中ではサビにくい素材であることは調べていく内に分かってきました。
また、工務店さんがオススメするメーカー『アイジー工業株式会社』のガルバリウムの資料を拝見したところ以下のことが書かれていたため、安心感を覚えました。
海岸線から約7㎞地点にある施工後15年を経過した建物において、ガルバリウム板に赤サビの発生は見られません。
塩水噴霧、乾燥、湿潤を組み合わせた複合サイクル試験において、200サイクル(20年相当)でも、赤サビの発生は見らません。
雨音に関しては、ガルバリウム鋼板と断熱材が一体型になっている商品なら、遮音性があることが分かり、こちらも安心材料となりました。
メンテナンスコストが低いから
グレードの高い商品なら、20年は塗り替えが不要だそうです。
また、外壁と屋根の素材と別にしてしまうと、それぞれにメンテナンスをしなくてはいけなくなり、足場代などの附属の費用が別でかかってしまいますよね。
しかし、屋根の素材も同じガルバリウムすることで、外壁と屋根のメンテナンスを一緒に行うことができ、足場代などの工事費用を1度にまとめることでよりメンテナンスコストを下げることができます。
と設計士さんからアドバイスをいただいたことが決め手となり、ガルバリウムに決めました!!
まとめ
我が家はガルバリウムに決めましたが、それぞれの素材のメリット、デメリットを理解し、一番納得できる素材が見つかると良いですね。
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