最近では大容量で1日分の食器を1回で洗うことができるということで海外製の食洗機が注目されてきています。
しかし、一言で海外製食洗機と言っても、Miele(ミーレ),AEG(アーエーゲー),ASKO(アスコ),BOSCH(ボッシュ),GAGGENAU(ガゲナウ)など様々なメーカーがあって迷いますよね。
私も海外製食洗機の導入を決めた際に、どのメーカーにしようかとても悩みました。
そこで、今回はそんな私たち夫婦が海外製食洗機検討のため、オーダーキッチンを扱っているショールームで見比べて感じた、それぞれのメーカーの特徴をご紹介します。
Miele(ミーレ)
海外製食洗機と言えば、ミーレということで、まず初めにミーレの特徴から。
ミーレは45㎝と60㎝があり、価格は45㎝が約30万~37万円、60㎝が約32万~68万円とグレードによってかなりの差があります。
しかし、グレードが低い商品なら45㎝も60㎝もあまり金額差がないため、設置場所に余裕のある方は60㎝を選ぶことが多いとのことでした。
①オートオープン機能がついている
②洗剤の自動投入機能がついている
私がミーレの説明を受けた際に感動したポイントは上記の2点でした。
オートオープン機能
ミーレは乾燥機能はついていないため、余熱で乾燥させやすいように、すすぎ後に少しだけ扉をあけておくことで、食器を乾燥させやすいという特徴があります。
しかし、それを手動でやるのはめんどう・・・
ということで、すすぎ後に自動で扉を少しだけ開けてくれる機能がついております!
洗剤の自動投入機能
60㎝の機種のみの機能になりますが、洗剤の自動投入機能はついた物があります。
食洗機の扉の内側についているケースに洗剤を投入しておくことで、毎回洗剤を投入する手間が省けるという優れもの!!
めんどくさがりの私にはとても憧れる機能です。
AEG(アーエーゲー)
AEGも45㎝と60㎝があり、価格は45㎝が約26万円、60㎝が約36万円です。
①コンフォートリフト機能がついている
②カトラリートレイが外せる
コンフォートリフト機能がついている
コンフォートリフト機能とは一番下のカゴが食器を入れやすいように中段まで上がってくるという機能です。
この機能はAEGの特許技術だそうで、他のメーカーの食洗機にはついていない機能となります。
本来は一番下のカゴはかなりかかまないと食器が入れられないのですが、カゴがリフトアップしてくれることで腰に負担をかけずに食器を収納することが可能です。
カトラリートレイが外せる
海外製食洗機は基本3段のカゴがついていて、一番上にはカトラリー(スプーン,フォークなど)が置けるようになっていることが多いです。
そのカトラリートレイですが、高さがあまりないため、カトラリーの他にはフライ返しやしゃもじなど幅のとらない物しか入れることができず、家庭によっては勿体ないスペースになってしまうこともあるようです。
しかし、AEGのカトラリートレイは取り外せるようになっていて、トレイを外すと下は平べったい網になっているため、その網の上にオーブンプレートなどの平たくて大きな物を入れることができるそう。
オーブンプレートってグラタン等の焦げがつくことがあるけど、シンクで洗うには大きくて大変なんですよね!
そんなオーブンプレートが食洗機で洗えるなんて素敵すぎ!!
他のメーカーの食洗機でも2段目、3段目にオーブンプレートを入れて洗うことは可能ですが、まあまあなスペースを必要とするため、一緒に洗いたかった鍋や食器がはいらなくなってしまっては本末転倒ですよね。
ASKO(アスコ)
ASKOは60㎝のみで、価格は約30万~43万円です。
①ターボドライ乾燥システム搭載
②食器の収納量が多い
③付属のカトラリーバスケットが分割できる
ターボドライ乾燥システム搭載
海外製食洗機は余熱乾燥方式が多く、プラスチック製品は乾きにくいというクチコミをよく見かけるため、海外製食洗機の一番のデメリットは乾燥についてかなと思いますが、
その点、ASKOは余熱乾燥と通気乾燥に加えてターボドライ乾燥システムが搭載されいるため、乾燥に何の問題も無さそうですね。
食器の収納量が多い
他のメーカーでは一番上に設置されているカトラリースペースをASKは二段目にもってきています。
しかも、その2段目のミドルラックにお茶碗などが入れられるくらいの深さがあるため、庫内の食器の収納量が多いそうです。
家族が多い方やお客さんがよく来る家庭はASKOが良さそうですね♪
付属のカトラリーバスケットが分割できる
ASKOの一番下の段に入れて使えるカトラリーバスケットが3つに分割できるため、鍋やフライパンなどを入れた状態で大きなバスケットが入らない時には分割して小さくした物を隙間に入れて使うことが可能。
時と場合によって使うサイズに変えることができるのは便利そうですね!
BOSCH(ボッシュ)
ボッシュは45㎝と60㎝があり、価格は45㎝が約20万~27万円、60㎝が約34万円と海外製食洗機の中ではリーズナブルな価格となっています。
①ゼオライト・ドライ方式
②予洗いコースが搭載
ゼオライト・ドライ方式
ボッシュはゼオライト・ドライという独自の乾燥方式を採用しています。
『ゼオライト』とは湿気を吸着すると熱を発生する特性を持つ鉱物で洗浄時は庫内温度を高め、乾燥時は湿気を吸収して食器を素早く乾かすという優れもの!
日本の食洗機はヒーターで食器を乾燥させるため電気代がかかってしまうますが、ボッシュの採用しているゼオライト・ドライは電気を必要としないため、電気代の節約にもなるため、私はかなり魅力を感じました。
予洗いコースが搭載
海外製食洗機は夜に1日に使用した食器を全て洗うのが一般的なため、朝食で使用した食器は汚れた状態でその日の夜まで食洗機の中に入れておきます。
私はこれは衛生的にどうなんだろうかと不安が・・・
不安なら大人しく日本製の食洗機を毎食後まわしておけって話ですが、
ボッシュには、そんな私の不安を解消してくれる機能がついていたのです。
それが、予洗いコース☆
予洗いコースを使えば、15分程運転し、庫内の食器をお湯でさっと洗い流してくれるようです。
この機能があれば、汚れまま食器を夜まで放置しておかなくて済むので安心ですね♪
GAGGENAU(ガゲナウ)
ガゲナウとボッシュは同じ所が作っているため、搭載されている機能的にはほとんど変わらないそうです。
ただし、ガゲナウは見た目にこだわっていてスタイリッシュで高級感あふれるデザインのため、お値段もボッシュよりお高めです。
気になるお値段は45㎝が約33万~35万円、60㎝が約47~49万円です。
機能としてはボッシュと変わらないということで、感動ポイントはボッシュと同じ内容となります。
まとめ
今回は海外製食洗機のメーカー別に特徴をまとめました。
私が探した感じでは、日本で販売されている海外製食洗機メーカー5社の製品について簡潔にまとめられているブログが見当たらなかったため、自分でまとめてみたのですが、いかがだったでしょうか?
これから、海外製食洗機を買おうとしている方の参考になれば幸いです。
因みに、2021年7月現在はミーレとボッシュの食洗機は手に入りにくくなっています。
ミーレは海外製食洗機の需要が高まってきているため品薄になっているようです。
ボッシュは11月にモデルチェンジをするため、今は販売中止になっているようです。
ボッシュについては、11月以降に設置を予定している方なら手に入るかと思いますので、お近くのボッシュ取り扱い店へ問い合わせてみてください。
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